とある看護情報系の研究会にて。
演者:「このグループが普段どんなことにPCを使っているかを
示したのがこのスライドです」
ワープロ:xx%
インターネット:yy%
メール:zz%
インターネットとメールって別物だったんですか。知りませんでした。
別の発表で。
演者:「ウェイブを使った情報発信は有効であると・・・」
スライドには「waveを使った情報発信」
・・・電波系でしょうか?
いえ、言葉尻を捕らえて云々ではないんですよ。発表はそれぞれ
含蓄の深いものでしたし。
でも、たとえば私が看護師と話していて「アナムネ」のことを間違えて
「アネモネ」って言ったら、相手は笑って理解してくれつつ、心中では
「こいつ基本的なことを押さえてないな」って思うに違いありません。
専門家どうしだからこそ、言葉は厳密にしなくては。「インターネット」
と「WWW」を区別するなんて、情報学的には最低ラインだと思うのです。
看護師だからという言い訳はやめましょう。だって「看護情報学」の
学会なんですから。
とは言いつつ、ウチの学生が外で件の演者と同じような事を言って
たら、と思うとちょっとどきどきする今日この頃なのでした。
WWWの仕組みとかWindowsのネットワーク設定の方法が知りたくて
「インターネットの基本を知りたい」と言った学生が「マスタリングTCP/IP」
を紹介されて立ち往生する、という不幸なマッチングが目撃されています。
どのレイヤで生きているかによって「基本」は違ってきます。要注意。
先日、私の担当する講義に後輩のH氏がゲストスピーカーとしてきてくれました。
講義のタイトルは「ベンチャーと一流」。H氏はIT系のベンチャーの立ち上げに
かかわり、現在は教育関連の事業を手がけています。
社会で波にもまれた人の話にはパワーを感じます。とりわけ強いパワーを
感じるのは、荒波を楽しんで乗り越えたり乗り越えられなかったりした人たち
の話です。コミットしている、とかリスクをとっている、とも言えるのかも。
学生そっちのけで楽しませてもらいました。講義の進め方にも学ぶところ多し。
早速翌週から、わたしも教壇を降りて教室を歩き回ることに。
大学で教えるというのは精神的なパワーのいる仕事です。当然体力にも影響
して、半期終わって気づくと体重が2,3キロ減っている。この日はH氏から
たくさんパワーをもらいました。またそれを学生に伝えられるといいんだけど。
前回のCACAnetのフリースクールにTV会議で参加しました。
Polycomの多地点会議サーバを使って3ヶ所をつないで見ましたが、
どうもうまくいかない。
TV会議プロトコルH.323は、どうも実装にばらつきが多いらしい。
使えるコーデックも種類が多すぎて、いろいろなベンダーの
出している端末がそれぞれ一部ずつしかサポートしていなかったり
して、悲惨な目に遭う場合も。
その後のテストで、viavideoとwooksung Telephosee WVP-2000は
うまくつながることが判明。もっといろいろな端末でテストしてみたいな。
次回のフリースクールは7月6日。今度はうまくいくといいんだけど。
教訓:Polycom MGCを使う場合には、Polycom viavideoのクライアント
ソフトウェアを最新バージョンにアップデートしておくこと。P2Pだと
問題なくつながっても、MGC通すとつながらない場合は、こうすると
うまくいくようです。
某MLによれば、『6月9日はログの日』ということで、アクセスログ解析の
セミナーなんぞを開催するそうです。詳細はこちら。
ところで、6月9日が『ログの日』なら、2月6日は『ブログの日』ってのは
どうでしょう。今から仕込んでおけばいろんなイベントができそうです。
話題のWinnyについて。「暗黒時代の幕開け」から「捜査情報を流出させちゃった
京都府警の八つ当たり」まで反応はさまざま。
いろいろなユーザの顔が見える。
ラジオのエアチェックと同じ感覚で、それが違法だなどとは夢にも思わずに
Winnyを使っている人。
自分が使っているソフトウェアの名前が「Winny」だということすら知らない人。
違法だと知りつつただで音楽が手に入ることを喜んでいる人。
1曲だけ買うことができないビジネスモデルに毒づきながらWinnyを使ったり
使わなかったりする人。
現行の著作権制度への反発の表明としてWinnyを使う人。
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こんなに多用なモチベーションのユーザがいるにもかかわらず、おどろく
べきことにWinnyは機能してきた。それはなぜなのか。匿名のファイル交換で
あるにもかかわらず、誰も相手をだましていないのはなぜなのか。匿名である
ならば、アップロードするファイルはダミーだっていいはずだ。なぜWinnyが
粗悪コンテンツのはきだめにならなかったのか。
キーワードは、「遍在性」。いわゆるユビキタスの話じゃなくて、「希少性」
の対称概念としての遍在性。ヒントは いしばしのblog にもある。
travecoupの利用モデルのヒントもきっと、ここにある。
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友達とCDの貸し借りをするのは構わない。
不特定多数のいわゆる「公衆」に送信するのは著作権法に違反する。
では、greeの中でwinnyが使えたら?
別に法の網をすり抜けようとするわけではないですが、greeのようなソーシャル
ネットワークサービスはP2Pと本質的に相性がよいはず。これもきっと、ヒント。